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事業内容

事業内容

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ダクト設計

経験と技術が生み出す
精密なダクト設計

建物には、冷暖房用のダクトや不要な空気を排出する排気ダクト、室内に必要な空気を取り入れる給気ダクト、さらには粉塵やミストを除去するダクトなど、さまざまな種類があります。
そのため、ダクト設計には設置場所の環境条件や使用目的に応じた独自の設計が求められます。
長谷部機工では、CADソフトを活用し、製造や施工現場で培った豊富な経験とノウハウを基に、高品質で機能的なダクト設計を行っています。

ダクト設計

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ダクト製造

全ての工程で品質を追求した
信頼のダクト製造

お客様のニーズを満たす高品質なダクト設備には、精密なダクト製造技術が欠かせません。
長谷部機工では、長年にわたり培った豊富な知識と経験を基に、高度な設備と熟練の技術力を駆使して、お客様のご要望に応える高品質なダクト製造を実現しています。
ダクト設備における重要な要素である製造工程において、長谷部機工は卓越した技術でお客様の期待を超える製品を提供し続けます。

ダクト製造

ダクト工法について

TFD工法(共板工法)
現在最も主流となっている工法です。コストを抑えながらも効率的で高品質な仕上がりを実現し、多くの現場で採用されています。設置場所の形状が複雑な場合にも柔軟に対応できるうえ、軽量さが特長です。
アングル工法
製作や設置に手間がかかるものの、ダクトの強度、耐久性、気密性において非常に優れた性能を発揮します。主に排煙ダクトに多く採用されている工法です。
メッツ工法
組立効率が高く、TFD工法よりも強度に優れています。軽量で丈夫なため現場での設置が容易で、仕上がりも美しいのが特長です。ただし、溶接が必要となる工法です。
Zリブ工法
ダクト素材にリブ加工(平らな面に波状の形状を施す加工)を施すことで、材料の強度を向上させ、より薄い板厚でも同等の強度を持つダクトの製造を可能にする工法です。これにより、ダクトの軽量化と材料の節約を実現し、経済的であると同時に環境にも配慮した工法となっています。

主な製造ダクトの材質について

亜鉛鉄板 0.5t~1.6t
一般的なダクトに広く使用される素材です。1.6tを超える厚みの製作にも対応可能です。
ステンレス全般 0.5t~1.5t
耐酸性に優れ、錆が発生しにくい特性から、外部ダクトや錆を避けたい現場で使用されます。1.5t以上の製作にも対応可能です。
ガルバニウム鋼板 0.5t~1.6t
通常の鋼板に比べ約5倍の強度を持ち、耐酸性にも優れた高品質な鋼材です。幅広い用途に使用され、1.6t以上の製作にも対応可能です。
スーパーダイマ鋼板 0.5t~1.6t
亜鉛、アルミニウム、マグネシウム、シリコンで構成され、極めて高い薬品耐食性を誇る素材です。
塩ビライニング(ヒシメタル)鋼板
作業期間は長めですが、腐食性ガスが発生する現場などで使用される薬品耐性に優れた素材です。

主な製造ダクトの種類について

材質別
亜鉛鉄板ダクト/ステンレスダクト/ガルバリウム鋼板ダクト/塩ビ鋼板ダクト/スーパーダイマダクト/1.6tダクト
用途別
空調ダクト/換気ダクト/排気ダクト/排煙ダクト/厨房ダクト/搬送ダクト/集塵ダクト/搬送ダクト
形状・種類別
角ダクト/スパイラルダクト/フレキシブルダクト/円形ダクト・丸ダクト/ダンパー/チャンバー・BOX/フード

上記以外にも、さまざまな用途に対応したサイズや形状、材質での製作が可能です。

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ダクト施工~メンテナンス

高品質なダクトを支える
確実な施工と万全のメンテナンス

精密な設計と最適な材質で製造された高品質なダクトも、施工の不備があればその性能を十分に発揮できません。快適で効率的な空気環境を実現するには、ダクトの特性を深く理解した確かな施工技術が不可欠です。
長谷部機工では、経験豊富な熟練スタッフが設計から自社工場での製造、そして確実な施工まで一貫して対応します。さらに、施工後のメンテナンスにも力を入れ、長期にわたり安心してご利用いただける環境を提供します。

ダクト施工~メンテナンス

新規工事について

A工事~C工事まで幅広く対応

新たに建築物を建設する際に行う換気空調設備の新設工事です。常に進化する建築や設備の工法に対応するための知識と柔軟な姿勢が求められます。
新築工事では、建築物や設備の種類、利用目的に応じて、ダクト工事はA工事・B工事・C工事に区分され、それぞれに異なる役割と特性があります。
ダクト工事におけるA工事・B工事・C工事とは、オフィスや店舗の入居・移転に伴う工事区分を指します。A工事は共用部の工事、B工事はテナント設備に関する工事、C工事は専用工事に該当します。

工事区分表
項目 A工事 B工事 C工事
工事業者の選定 オーナー オーナー テナント
工事業者への発注 オーナー テナント テナント
費用負担 オーナー テナント テナント
対象範囲 【共有部分(建物の躯体がメイン)】
・建物の外装、外壁
・共用トイレ
・エレベーター
・消防設備
・給排水設備(共用部)など
【専有部分(建物全体に影響を及ぼすもの)】
・空調設備
・防災設備
・防水設備など
【専有部分(建物全体に影響を及ぼさないもの)】
・コンセントやブレーカー、照明の増設
・躯体に影響しない専有部分での建具の設置
・会社名や各部屋の案内表記の設置
・壁や天井のクロス、床のタイルやカーペット、家具の取り付けなど

A工事からC工事まで、幅広い工事に対応しています。
また、一般住宅や個人オーナー様からの直接のご依頼やご相談にも柔軟に対応しております。

改修工事について

熟練の技術で快適さを蘇らせる、
高品質なダクト改修工事

既存の建築物を改修したり、老朽化した設備を更新する際に行う換気空調設備工事です。この工事では、既存設備の撤去や移設、新設といった作業が含まれ、現場の状況に応じた柔軟な対応が求められます。
作業を安全かつ確実に進めるためには、これまでに培ってきた豊富な経験と高い技術力が不可欠です。さらに、改修後の設備が効率的かつ長期にわたり快適に稼働するよう、計画段階から細部まで丁寧に配慮し、高品質な仕上がりを実現します。

改修工事について

メンテナンスについて

定期メンテナンスで安心と快適を長持ち

空調設備工事やメンテナンスは、建物の安全を守るために欠かせません。空調設備は設置後も定期的なメンテナンスや不具合への迅速な対応が必要で、これを怠ると重大な事故につながるリスクがあります。
適切な空調設備工事と定期メンテナンスは、建物の安全性を維持するとともに、利用者に快適で安心な環境を提供する上でも重要です。

メンテナンスについて